狩猟:ニホンザルが狩猟鳥獣ではない理由・特徴・習性・対策など【有害鳥獣捕獲】


こんにちは、ハン太です。

今回は「狩猟鳥獣」ではなく、

「狩猟鳥獣」と誤解されやすい鳥獣ニホンザルを紹介します。

 

ニホンザルは北海道や沖縄以外のほぼ日本国内全てに分布しており、

ニホンザルによる農作物への被害は毎年20億円程度であったのが年々増えていることから、

昨今ニュースでもよくニホンザルの被害防止の必要性が報じられています。

参考記事:【ニホンザル】10市町村で情報交換 農作物被害防止へ【秋田県】

 

しかし実は「ニホンザルは狩猟鳥獣ではありません」

ただ、狩猟はしてはいけないものの、「有害鳥獣捕獲※」で捕獲することは可能です。

※鳥獣による被害を受けた被害者が行政に捕獲申請して行う特別な捕獲。詳細は別の記事で触れます

 

さて話を戻して今回はニホンザルのことを知っていきましょう。

ちなみに現役のハンターさんから聞いたところによると、

「狩猟をはじめたら絶対に関わることになるが、本当に厄介だぞ…」とのこと…

うーん、これはしっかり学んでおきたいですね。

ニホンザルが狩猟鳥獣ではない理由(推測)

サルは古来より「厩神(うまやがみ)」とされ、牛馬・病魔から人を守る動物して祀られていました。

また、実は今ではエンターテイメントとして楽しまれる「猿回し」も実は祈祷のために行われているものでだったんですね。

だからこそ、ニホンザルは「狩猟の対象」としては扱われてこなかったのではないでしょうか。

しかしニホンザルは「牛馬を利用した農業」が主流ではない現代ではほとんど「守り神」としての意味は失われており、単に「害獣」としての認識が高まってきています

ニホンザルの体の特徴

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  • 身長は約50〜60cm程度
  • 成長すると雄のほうが大きくなる
  • 体から生えている毛の色は褐色(オスとメスで同色)
  • 尻尾が生えているが、短いので目立たない

こうやって数値でみると、意外と小さいですね。そしてオスとメスの区別がつきにくそう…

ニホンザルの生息地や習性

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  • 林と山を中心に生息しているが、海岸や草原にも出没する
  • 雑食だが主食は植物性の食物(木の芽・果実)
  • 基本的には群れ(数頭〜数十頭)で行動するが、単独行動の個体もいる
  • 記憶力が高く、安全な場所と認識すると毎年その場所が被害にあるようになる
  • 他の鳥獣との区別は見た目と声で見分ける

生息地はぶっちゃけていえば、わりとどこにでも出てくるということ。そしてニホンザルの一番の特徴は、イノシシやシカと比べ物にならない「頭の良さ」ですね。

ではどうやってニホンザルへの被害の対策をしていけばいいのかを次で確認していきます、

 

ニホンザルへの対策

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一番のニホンザル対策は「餌になるものを残さない」ことです。

具体的には、「売り物にならない農作物をそのままにしない」こと。

前項で触れたようにニホンザルは「安全な餌場」と認識すると毎年必ずやってくるようになるため、農作物の放置は皿なる獣害を生み出すことになってしまいます。

では実際に被害にあってからはどうすればいいか?

狩猟鳥獣ではないニホンザルは「有害鳥獣捕獲」による捕獲対策をとるしかありません。狩猟できませんからね。そして有害鳥獣捕獲を行うのは、依頼を受けたハンターです。

しかし、ニホンザルは本当に頭がいいため、罠にそうそう簡単にひっかからないばかりか、罠を壊すことすらします。実際に僕もニホンザルに壊された罠を見たことがありますが、「子供がおもちゃをバラバラにして遊ぶ」ような感じで見るも無残な状態になっていました。

ハンターにとって「自分の罠」は自分で考えてカスタマイズした非常に大事なもの、さらに世知辛い話ですが結構お金もかかっているようなので、中々ハンターとしてもニホンザルの有害鳥獣捕獲は「正直受けたくない」仕事なんだそう。

今後ニホンザルによる被害が増えれば「ニホンザルが狩猟鳥獣になるかも?」という話もあるかもしれませんが、現状では上記通り捕獲をするしかなく、かつ、捕獲も容易ではないので何より「サルを自分の農地に近寄らせない」ための対策が重要ですね。

僕と同じように狩猟に興味のある方の支援情報になれば幸いです。


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