移住して地域おこし協力隊に応募する前に確認したい5つのポイント


地方移住を検討したことのある方なら「地域おこし協力隊」の名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか。地域おこし協力隊は仕事が見つけにくい田舎で給料をもらいながら移住ができてしまうので、年々人気がでてきています。一方で、実際に協力隊として行ってみると町側との意見相違で「仕事が想像と違った」なんて事態になる事例もニュースで報じられていますね。

かくいう私も真剣に地域おこし協力隊への参加を検討していました。実際に移住イベント参加時に複数の現協力隊の方やOBの方にアドバイスいただいたり、地域おこし協力隊を募集している町までいって町の方に直接詳細を聞いたりしました。

しかし結局私がチキンなこともあり、踏み切れず…

とはいえせっかく色々学んだので、今回は地域おこし協力隊の仕事や待遇と応募するときにはどんなところをチェックすればいいのか?というポイントを紹介させていただければと思います!

目次

  • 地域おこし協力隊の仕事
  • 地域おこし協力隊の待遇
  • 地域おこし協力隊へ応募する際のポイント

地域おこし協力隊の仕事

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そもそも地域おこし協力隊ってどんな仕事内容で募集されるの?という話なのですが、町によって違うものの、だいたい以下のように分類されます。

  • 新規事業型募集:地域で創業・独立(ex.林業の会社をつくる)
  • テーマ型募集:地域で新規に取り組むテーマのメンバー(ex.名産品で新商品作り)
  • サポート型募集:既に地域で取り組んでるテーマの補佐(ex.商工会議所が行う商店街活性化の補佐)
  • 地域復興型募集:地域復興関連全ての業務(ex.地域イベントの企画・運営・参加など)

このうちどれか1つというより、いくつか混ざった混合型の募集も多いです。特に最後の地域復興に関する仕事は募集内容に含まれている事が多いですね。


地域おこし協力隊の待遇

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待遇や報酬はやっぱり気になりますよね。こちらも町によって違うので目安までに。

  • 給料約15〜20万円
  • 社会保険完備
  • 住宅補助有り
  • 雇用形態は非常勤職員・嘱託職員・業務委託など
  • 任期は3年

その他、ガソリン代やネット代など、地域おこし協力隊の仕事に関係する経費をある程度負担してくれるところも結構あります。うーん、田舎でこれだけだしてもらえるなら、十分ですよね!


地域おこし協力隊へ応募する際のポイント

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地域おこし協力隊は「自分から地元に入り込んでいけるかどうか」が成功と失敗の分かれ道だとよくいわれますが、正直地域によって全く協力隊に対する温度差が違うので、これは一概に言える理由ではないと思っています。

では協力隊で失敗しないためには事前にどんなポイントをチェックすればいいのか?

協力隊でうまく活躍された隊員の意見と、逆にうまくいなかった隊員の意見を総括すると協力隊応募時にチェックしておくべき5つのポイントは以下です。

  1. 協力隊の活動内容が具体的に決まっているか
  2. 一緒に働く職員と関係者は協力的か
  3. 一緒に働く職員は活動内容の業務知識を持っているか
  4. 協力隊の募集ははじめての地域かどうか
  5. 副業・兼業が認められているか

1は、自分が協力隊でやると思っていたことと、地域おこし協力隊募集担当者がやってほしいと思っていることの認識齟齬をなくすためです。これは募集内容および担当者と話して見極めます。例えば上記の「地域おこし協力隊の仕事」で書いたような1-4全ての内容が募集に書いてあるような先はおそらくまだ具体的な仕事が決まっていないので、自分が思った仕事と違うことをやることになる可能性が十分にあります。逆に明確になっているところは、そういった危険が少ないですね。

2は、そもそも協力隊が歓迎されているのか、を確認するためです。町の偉い人たちだけで協力隊募集を決めていて、実際の担当者ベースでは納得していないどころか、話が通っていないケースもありますので、担当者と話して見極めます。また、その担当者の方に他の関係者の方を紹介してもらったり、実際に職場を見に行ったりできないかを聞いてみましょう。自分が誰と一緒に仕事をするのかを聞き、その相棒となる人が協力的かどうか、自分と性格があいそうかどうかを考える必要があります。このポイントが非常に大事で、実際に隊員が意気揚々と職場にいったら、全然協力的じゃない…みたいなケースは珍しくないようです。

3は、仕事を円滑にすすめられるか、を確認するためです。これも担当者と話して見極めましょう。例えば、協力隊でECショップを立ち上げて名産品を売り出す仕事をする、となったときに、全くwebの知識もマーケティングの知識も相棒の担当者になかったとすると、「よくわからないけど、すぐできるでしょ?ガンガン売ってよ!」「ネットだから経費は何もかからないよね?」みたいなことにもなりかねません。これも実際の隊員の方からよく耳にしたケースでした。ちなみに担当者の方の知識がなくても、理解を求められるのであれば問題はないです

4は、その地域の協力隊の現状を知っているOB隊員がいるか、を確認するためです。2回目以降の募集をしている地域であれば、OB隊員に絶対に話を聞きましょう。イベント時やまわりに人がいるときだと本音は聞けないので、連絡先を教えてもらってあとでチャットや電話で相談に乗ってもらいましょう。かなり赤裸々なぶっちゃけ話が聞けますよ!

5は、任期を終えたあとの準備ができるか、を確認するためです。協力隊の任期は3年で、延長はありません。そのため、3年後は自分で起業するか就職するかをするしかないのです。もちろん副業・兼業ができなくても地元との関係をうまく築ければ、任期終了後に地元企業・道の駅・観光協会などへの就職される方も普通にいらっしゃいます。ですがやはりうまくいかなかったときのことを考えると、自分の食い扶持を探す自由は欲しいところです。


まとめ

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今回は地域おこし協力隊の仕事内容・待遇・応募時の5つのチェックポイント、について紹介しました。せっかく夢と希望をもって協力隊として地方移住したいと思うのなら、事前にチェックできることはしっかりやった上で応募に踏み切りたいですね。

私と同じく東京から地方に移住したい、東京在住だけど狩猟免許とって狩猟したい、ともがいている方の参考になれば幸いです。


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