狩猟をする前に火薬類取締法と猟銃用火薬類の取扱(購入・消費・輸送など)を学ぶ


今回も、狩猟免許の取り方、銃所持認可の取り方、に続いて「狩猟に関する法律」について紹介していきます。初心者だからこそ狩猟をするにあたって知っておくべき法律を理解しておきましょう!

全5回のうち今回は5回目で最終回で、火薬類取締法について勉強していきます。

  • 狩猟に関係する法律の種類
  • 鳥獣管理保護法の違反
  • 銃砲刀剣取締法の違反
  • 火薬類取締法(今回)

※当内容は管理人が独自で勉強したことに加え、現ハンターの方にアドバイスいただいた内容をもとに作成しています。内容の加筆・修正に関するご連絡は問い合わせからいただけますと幸甚です。


狩猟に関係する法律の種類(おさらい)

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  1. 鳥獣保護管理法
  2. 銃砲刀剣類取締法
  3. 火薬類取締法
  4. 武器等製造法
  5. 都道府県ごとの条例・告示

火薬類に関する規制(3.火薬類取締法違反)

猟銃の弾は「実包(じっぽう)」と呼ばれ、さらに火薬・雷管を総称して「猟銃用火薬類」といいます。

今回は猟銃用火薬類の購入・使用・保管・廃棄・輸送の概要と注意点を勉強します。

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猟銃用火薬類の購入

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猟銃用火薬類の購入は許可の交付を受けなければなりません。

この交付を受けるには2パターンあり、

  1. 銃認可と同じように所轄の生活安全課で申請して交付を受ける
  2. 狩猟登録の際に猟友会から交付を受ける

1は正式には「猟銃用火薬類等譲受許可」で、狩猟の場合は1回の申請で約300発の購入許可がでます。

2は正式には「猟銃用火薬類無許可譲受票」で、実包300発とその他諸々を購入可能です。

双方ともに有効期間がありますので注意が必要です。

ちなみに個人間で無断に火薬類のやり取りを行うことは違法です。


猟銃用火薬類の消費

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実包の消費はざっくりと以下

  • 1日に一定以上の実包消費は公安委員会から猟銃用火薬類等消費許可を受ける必要有り
  • 狩猟の場合は1日に101発以上消費する場合
  • 標的射撃(クレー射撃など)の場合は1日に401発以上消費する場合

実際には1日に101発を超える狩猟などほとんどありませんので、主に標的射撃をする場合にこの許可をもらいます。

なるほどなるほど。たしかに1日101発も狩猟で使うっていうのは素人目にも想像つきませんもんね。


猟銃用火薬類の保管

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保管に関してはざっくりと以下

  • 猟銃用火薬類は火薬庫で保管が原則
  • 保管数が一定(※)以下なら自宅の相談ロッカーで保管可能

※実包と空包で合計800発まで・無縁火薬類等5kgまで・雷管2,000個まで

ロッカーの鍵は当然自分自身で管理を行う必要があります。

ちなみに保管量は銃用雷管・猟用火薬類管理帳簿を作成して消費量・保管量を管理しておく必要があります!(銃砲の検査時に要提出)


猟銃用の実包の製造

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実包の製造は火薬と雷管を組み合わせてつくりますが、注意点は以下

  • 1日100個以下なら個人で作成可
  • それ以上の場合は許可を受けた製造御者しかできない

絶対最初はお店の人やってもらいましょう…こんなん怖いですわ


猟銃用の実包の輸送

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公共交通機関による実包の輸送をする場合の注意点は以下

  • 専用のケースに入れる(ジェラルミン・アンモボックス)
  • 各交通機関の運行規定に準拠した量かを確認する

量については各社の規定によって変わるため事前確認が必須ですが、参考の数値として列車では実包200個以内、バスでは50個以内とのこと。

さすがにこれは特に気を使わないといけないですよね。


まとめ

今回は火薬類取締法について、猟銃用火薬類の購入・消費・保管・製造・輸送について勉強しました。いやはや、やっぱり火薬は危険だってことは素人にもわかる話ですがから、決まり事が非常に多いですね。しっかり覚えて狩猟をはじめたいものです。

私と同じく東京から地方に移住したい、東京にいるけど免許をとって狩猟したい、ともがいている方の参考になれば幸いです。


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